尿が泡立つ・尿が臭う
尿が泡立つとき
トイレの後に便器をのぞくと、時に尿が泡立っていることに気づくことがあります。
もちろん、尿の勢いがよければ泡立つことはありますし、トイレに使っている洗剤によって泡立つこともあります。なので必ずしも病気が隠れているわけではありませんが、時に尿中に蛋白や糖が出ていることで泡立っていることもありますので、一度は尿検査を受けられると良いと思います。
尿検査については、朝一番の尿で行うのが良いとされています(日本腎臓学会からも提示されています)日中は正常な方でも生理的に蛋白が尿に混じってくることがありますので、異常かどうか判断しにくいのです。朝一番の尿に蛋白が混じっていれば、それは持続的な蛋白尿であることが多いです。
持続的な蛋白尿は腎臓に異常があることも多く、血液検査や尿の精密検査等で原因を調べていくことになります。

尿が臭うとき
尿が匂うということですが、そもそも尿にはアンモニアが含まれているので、多かれ少なかれ匂いはあるということになります。
ただ、尿が濃くなっていれば匂いも強くなるでしょうし、例えば細菌感染が起きていると細菌によってもアンモニアが作られるので、結果匂いが強くなるということもあり得ます。
そのほかにも食事の影響をうけ、有名なものとしてアスパラガスがあります。ビタミン摂取で匂いがでることもあるようです。
日常診療では、尿が匂うという症状に対しては尿検査で異常がなければ水分摂取を増やしてだき、それで様子を見ることが多いです。
こんな泡立ち・においは注意
・泡立ちが気になるときは、尿検査を受けてみましょう。蛋白や糖がでていなければまず問題ありません。
・匂いについてはまずは水分をしっかりととって尿量を増やしてみましょう。それでも匂いが気になるようであれば尿検査を受けてみましょう。日常診療ではあまり問題となることがない症状になります。

考えられる病気と原因・治療
尿が泡立つ時には蛋白や糖が混じっていないかを調べることが肝要です。蛋白や糖は腎臓に異常がある時や糖尿病時に認められます。蛋白尿は腎臓内科への紹介を検討し、糖尿病では生活習慣の改善や薬物治療を行います。
尿のにおいが強い時はまず水分不足による脱水や、膀胱炎のような細菌感染を考えていきます。水分補給や抗生剤による治療を行います。
受診の目安(こういう時は病院へ)
泡立ちが一時的ではなく続いている
むくみがある
排尿時痛・血尿
検査の流れや治療方法
STEP1:尿検査を行います。
STEP2:必要に応じて、血液検査やエコーを行います。

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